| 門限は夕飯の時間 |
「それじゃ、僕はこれで」 そう言って本拠地を後にする元解放軍リーダーの後姿を見送って、フリックが肩をすくめる。 「しかし、門限があるとは大変だな」 「グレミオの奴も心配性だからなあ。もう子供じゃあるまいし……」 ソウルイーターを継承してから、少年の体は時を止めた。あれから三年、本来なら成人近い彼の外見は、 いまだ出会った頃のままだ。 しかしその心は多くのものを見、多くの出来事を体験している。並みの少年とは比べ物にならない、重く 辛い時を彼は経験した。そして、その中で成長していったのだ。 「それにしても……」 ビクトールが夕暮れに染まる空を見上げる。 「……ここから徒歩で帰って、夕飯に間に合うんだから、あいつも並じゃないよな・・・・・・」 「……いうな」 -完- |
本拠地からグレッグミンスターまでって、えらく遠いんですが。 そこを日帰りしろというグレミオが無茶だ……。 いくらフィールド上は時間経過の概念がないとはいえ。 |